競馬予想では脚質を見ないと始まらない!予想に不可欠の5つの脚質を徹底紹介!

みなさんが競馬のどの部分に魅力を感じますか?

個人的に競馬の最大の魅力は、もの凄いスピードで駆け抜ける競走馬の脚質だと思います。

競馬の映像では、馬の最後の直線で前にいる馬をごぼう抜くにするシーンを見たことがありませんか?

細い競走馬の脚で、騎手と一体になってスピードを上げてゴールを目指します。

今回はその競走馬ごとにある脚質について紹介したいと思います。

脚質にはどんな種類があるのか

脚質と聞いても、競馬をあまり見ない人は、競馬馬は速く走るだけではないの?と疑問が生まれますよね。

しかし、競馬をする競走馬には、脚質という特徴が存在しています。

では、脚質とはどんなものでしょうか。

脚質には大きく分けて、馬の脚質は5種類も存在します。

その中で、馬が得意にしているレースでの走り方を脚質といいます。

馬によってはレースの戦法が違ってくる理由には、様々な要因がありますが、馬の気性があります。

馬の気性とは持って生まれた性格であり、遺伝によるところが大きく、血統的な傾向が見られます。

気性は、脚力とともに、競走馬の能力を構成する重要な要素でもあります。

具体的には、他馬より前へ出たがる闘争心、最後までとことん頑張る粘り、素直に騎手の指示に従う折り合い、位置取りを下げてリラックスして走れる抑え、馬込みを怖がらない図太さなどがあります。

こうした精神力をどう備えているかは、脚質や距離適正には影響する事になります。

逃げ馬には、他馬を恐がる馬、常に他馬よりも先行したいと思う気性の激しいタイプがいます。

後ろから行く馬には、気の優しい、のんびり屋タイプがいます。

追い込み馬は、スタートダッシュする力がなく先頭に立つことが難しいので、どうしても後ろから行く戦法になってしまいます。

脚質は、調教等で思惑どおりに替えれるものではなく、その馬に合った戦法を調教師や騎手が様々な試行錯誤を繰り返し、追い求めるものです。

この騎手、競走馬、調教の考えが一致して、馬が指示通りに走ることで勝ちに繋がるのです。

その為、競馬予想には、非常に脚質のチェックは非常に重要な部分になります。

それでは、5種類の脚質をそれぞれ確認して見ましょう。

脚質①「逃げ」について


言葉通り、スタートしてからゴールまで先頭ぶっちぎり、ひたすら後ろの馬から逃げるという事です。

逃げの脚質になる馬の特徴としては、以下の内容が挙げられます。

・馬群に揉まれると弱い

・勝負根性がある(自分より前に行かせない)

・一瞬のスピードよりスタミナに自信

といった部分ですね。

代表馬で言うと、サイレンススズカがよく話題に挙がりますが、この馬の場合は戦法としての「逃げ」、というよりも、能力が違いすぎてカタチとして逃げになってしまう、そういったことを武豊ジョッキーも仰ってましたね。

そのくらい強い馬だったと言えます。

この逃げの場合の馬の気性は、闘争心が強く、抑えのきかない気性の馬が多いです。

無理に抑えると引っ掛かったり、或いは走る気をそいだりして、本来の能力を発揮できない事もあります。

または逆に、気が弱くて図太さに欠け、馬込みを怖がる馬も逃げることになる事もあります。

気性的な弱さをもつ逃げ馬は、ゴール前で後続馬に追いつかれると、一気に走る気をなくすことが多いですが、強い逃げ馬は、追いつかれると、二の脚を使ってとことん粘るので大崩はしない場合があります。

最後まで闘争心を継続する粘りがあるかどうかが、逃げ馬の能力の分かれ目ですね。

また、逃げるには他馬に先じる脚力が必要です。

発走直後の瞬発力やスピードは不可欠になります。

脚質②「先行」について


逃げ馬の後ろから5番手あたりくらいまででレースを進め、直線の手前あたりでトップの馬をとらえてゴールを駆け抜けるタイプの脚質です。

スタート後に3番手,4番手の好位置からレースを進め、直線で一気に先頭に立ち押し切るタイプと言った方がわかりやすいでしょう。

強い馬は脚質に関わらず、好位でレースを進めて直線で難なく抜け出しのカタチが多くなるため、先行タイプの勝ち方は横綱相撲なんて言われたりします。

強い馬に多いタイプですから、先行馬の代表馬は枚挙に暇がないほど名馬だらけになります。

先行馬の気性は、2番手、3番手に控えるので、逃げ馬よりは融通がきく気性が必要です。

但し、前で競馬をするので、それほど抑える必要はないでしょう。

また、よほど遅いペースで団子状の馬群にならない限り、馬込みにもまれる位置でもないので前で競馬する強さが必要です。

脚力については、前に位置を取りにいく為、やはり発走直後の瞬発力と速さが必要になります。

脚質③「差し」について


個人的に競馬を初めて見た時の一番興奮した部分です。

第4コーナーから曲がって来た馬が、最後の直線で前の馬を抜く姿は圧巻です。
 
簡単に説明すると、逃げ馬、先行馬の後ろで、中団あたりを走り、最終コーナーから直線にかけて一気に前の馬を追い抜いていくタイプになります。

レースの終盤にかけてぐいぐい上げてロングスパートをかけたり、最後の直線でごぼう抜きしたりと、見ているファンを熱狂させる粋な走り方ですねぇ。

競馬は他のギャンブルと違って最後の直線でドラマが生まれます。

そんな時に差しを完璧に決めて一着を取る馬は白熱する部分ですね。

差し馬の気性は、位置取りを下げて行くためにには、折り合いがよく、抑えることもできる冷静で素直な気性が必要です。

また、道中は馬込みにもまれることが多いので、それを苦にしない図太さも不可欠でしょう。

脚力は、スピードはもちろんだが、後ろから追う分、最後の瞬発力が重要になります。

鋭い末脚を生かすためには、先行するより後ろから行ったほうがいいという内容だと思います。

差し馬はレース直後に飛ばして先行馬より前に行くのはあまり、良い展開とは言えません。

先行の後ろで、流しておいて最後にエンジン全開で行く予定が、差す前に疲れてしまいます。

その辺のコントロールは騎手のテクニックにかかってきます。

脚質④「追い込み」について

この脚質で有名なのは、なんと言ってもディープインパクトが有名でしょう。

無敗の三冠馬という伝説を残した名馬も、この脚質でした。

この脚質はレース前半は後方にいて、直線で一気に他馬を追い抜いていくパワータイプになります。

ディープインパクトも最初は後方の2番目を走っているが、第三コーナーから徐々にスピードを挙げて、第四コーナー曲がってきたら、羽ばたいているように加速していくあの姿は圧巻でしたね。

馬の気性は、逃げ馬同様、気性難が考えられる。激しい闘争心のために、他馬と並ぶとピューっと加速してどんどん前へ行こうとします。

しかし、先頭に立つだけのスピードダッシュやスピードがない場合や、後ろから行って鋭い末脚を生かしたいと考える場合には、後方待機策をとることになります。

馬群を壁にすれば折り合って、抑えられるわけだが。持ち味は何といっても最後の瞬発力でしょう。

また、直線では先行馬群を割ってでも前へ出なければならないので、図太さも必要になります。

諦めずにとことん頑張る粘りが必要になる脚質になります。

脚質⑤「自在型」について


これが最後の種類になります。

この脚質は、万能方であり凄い能力を持っている馬になります。

レースの流れによって、どんな競馬でもできる臨機応変タイプという事です。

場面に応じて、差しだったり先行だったりを使い分ける事ができる器用タイプになります。

馬の気性は、気性的に難がない馬で、バランスのとれた脚力を持っていいます。

どんな展開にも対応できるのは強みで、安定して能力が発揮できることが特徴でしょう。

あとは脚力の水準がどの程度かということが重要になります。

馬の脚質で予想を考える方法

競馬の馬券を検討する際、「脚質」は大きな意味を持つ要素のひとつとなります。

上記で説明した、大きく分けて競走馬の脚質は5つに分けられます。

現代の競馬においては、一般的に先行する馬の方が有利だと言われています。

理由としては、芝のレースの場合、芝の生育状態も年々良くなっていますので、昔のように数日開催すれば芝が荒れてしまってダートに近い状態になることがあまりないからです。

綺麗な芝で高タイムの出やすい馬場でのレース開催が多くなりますと、インコースぴったりをコースロスなくまわってくる先行馬が、高タイムを出す確率も高くなります。

また、その脚質をジョッキーがどう上手く活かすのかも重要です。

騎乗技術の優れているジョッキーが人気の先行馬に乗った時は、レース中の位置取りが非常にうまいです。

逃げ馬をぴったりマークし、どこで逃げ馬をかわそうか虎視眈々と狙いながらレース運びをしています。

そして、逃げた馬の脚色が鈍ったタイミングを見計らって一気に抜け出し、後方からの差し馬の末脚に屈しないことも計算してレースを運びます。

G1のレースにでるような騎手達はその騎乗のセンスと判断力、馬の特徴を理解してコントロールする騎手ばかりだと思います。

馬の脚質を理解してレース展開ができる騎手が騎乗する馬から馬券を買っていると非常に安心で、多くのファンがそういったタイプの馬を軸に馬券を買うようになるのです。

従って競馬の出馬表を見る際、まずは各馬の脚質に注目することがベターです。

人気を背負っている馬でも追い込み馬の場合、レース展開がスローですと追い込みが届かないケースも十分に考えられます。

そういったレースでは大きな配当の馬券も期待できますので、思い切って人気のない先行馬に注目して馬券を買うことも面白いと思います。

競馬予想に使える脚質のまとめ


今回は競馬の脚質のついてまとめました。

初めての方も競馬新聞をみた時に脚質をみる事をオススメします。

大まかなレース展開が頭の中に描けるようになります。

個人的には、差し、追いが好きですが、逃げ馬の大きな逃げ方を見ると正直、あの馬の追いつくの?などと不安になってしまうのですが、最後には、凄い争いになる事があります。

追い込みタイプのディープインパクトが最後のレースで一着を取った時に、騎乗していた武豊騎手は、「最後はギアーが一速上がった」という感じがしたと語っていました。

最後の直線で、ムチを入れた時に一気に加速して前の馬を抜くのは爽快だと思います。

そんなドラマがありました。

みなさんも、脚質を思えて新聞や出走表で確認すると非常に面白い競馬予想が出来るとおもいますので、ぜひ参考にしてみましょう。