競馬予想で馬齢は重要なの?馬の年齢でレース結果が変わる重要性を紹介します

みなさんが競馬を見る時、馬の年齢を予想に入れて考えますか?

そもそも、競馬の馬の年齢ってどんな数え方をすれば良いのでしょうか。

年齢によって、強い・弱いの判断基準があるかな??

または、男(オス)か女(メス)で影響があるのだろうか?

競馬の馬の年齢について疑問に感じていませんか?

実は、馬の年齢は競馬に大きく関わる重要な事柄です。

今回は、様々な視点から馬の年齢や予想に関係するのか?調べて紹介します。

ぜひ、参考にしてください。

そもそも、馬齢とは?

今回は馬の年齢「馬齢」について記事をまとめます。

まずは、馬齢とは字のごとく、馬の年齢を表します。

しかし、競争馬は生まれた日付は違っても、翌年の1月1日で全馬が年齢を1つ重ねることになります。

2歳:レースに出走できる年齢。

3歳:クラシックレースに出走できる年齢。

4歳以上:古馬と言われる年齢。

4歳以上で古馬と言われますが、現役の競争馬として出走できるのは12歳ぐらいまでです。

特別、具体的な規定は存在しませんが、体力的に不可能という事でしょう。

競走馬の活躍時期は成長具合にもよりますが多くは4~6歳がピークです。

ですが、近年では医療技術や調教技術の発達により、ピーク時期を超えても活躍する例も少なくありません。

例えば、7歳で宝塚記念を勝ったタップダンスシチーや10歳で重賞を勝利したアサカディフィートやトウカイトリックがいます。

この馬齢により出走できるレースが決まっています。

例1)「朝日杯FS」(2歳限定):2歳○ 3歳× 古馬×

例2)「日本ダービー」(3歳限定):2歳× 3歳○ 古馬×

例3)「天皇賞・春」(4歳以上):2歳× 3歳× 古馬○

2歳、3歳戦については間違う事は無いでしょうが、古馬も出走するレースが、「3歳以上」か「4歳以上」かは混乱することもあるので、覚えておきましょう。

現表記と旧表記について

馬齢で注意しておきたいのが、現在の表記と旧表記の違いです。

日本では2000年まで馬齢には「数え年」を利用していました。

つまり、現表記での3歳馬は、旧表記では4歳馬となります。

例えば、サイトなどで朝日杯3歳ステークス(現・朝日杯FS)と書かれていても、3歳が出走しているわけでは無く、現行と同じで2歳が出走していますので、混乱なきようお願いします。

このように、旧表記で書かれている文章など、まだたくさん残っていますので、過去の馬の成績やレースを調べる際、旧表記なのか現表記なのか、チェックする必要があります。

競走馬には、性別が3つ存在している

馬齢の内容に関して、馬の性別を一緒に紹介しておきます。

競走馬には、性別が3つ存在しているのを知っていましたか?

牡馬(ぼば)→男(オス)

牝馬(ひんば)→女(メス)

騸馬(せんば)→オカマ(去勢済み)

牡馬と牝馬は普通にわかりますが、騸馬がなぜ存在するのかわかりませんよね?

実は、去勢することによって競走馬は成績があきらかに良好になるのです。

競走馬にはこの三種類の性別の馬が存在しており、馬齢を重ねると役割もかわってくるのです。

競争馬の生まれてからの流れ

根本的に競馬に出る競走馬はどんな人生を送るのか、簡単に説明していきたいと思います。

まずは、0歳~になります。

「当歳馬(とうさいば)」と言われます。

だいたい春から初夏にかけて生まれます。

生後6か月で母馬から離乳し、集団生活の中で自発的な運動により、基礎体力をつけていきます。

次に1歳~です。

競争馬は生まれた年の次の年の1月に、全馬が1歳に数えられます。

つまり、1月に生まれるなど早生まれの馬は、7月に生まれた馬よりも成長しているという事になります。

0歳から続く自発的な運動から、秋には人を乗せるための訓練でしょう。

騎乗馴致(きじょうじゅんち)が始まります。

馬具(人を乗せるための道具)に慣れさせる訓練から徐々に人を乗せる準備が始まります。

人を乗せることに慣れていない馬にっとって、この訓練が難解で1番重要なため、通常は数週間かけて、じっくり調教されます。

騎乗馴致が修了した馬は、いよいよ軽い調教から強い調教へと段階を踏んでいきます。

そして2歳~になります。

牧場での競走馬としての基礎を終えると、さらに大規模な調教施設へと移されます。

その施設の拠点が、栗東トレーニングセンター(西日本)と美浦トレーニングセンター(東日本)のどちらかに所属します。

ここでデビューまでの数週間、徹底的に鍛えられます。

早ければ、6月にデビューします

しかし、馬の成長の早い・遅いがあるので、デビュー時期はそれぞれ違うでしょう。

いよいよ、デビューになります。

新馬戦(デビュー戦)から引退まで、年間3~10戦ほどのレースを走ります。

好成績を上げた牡馬(おすうま)は、種牡馬(しゅぼば)になれます。

種牡馬とは、繁殖牝馬(はんしょくひんば)と交配できる馬です。

簡単に言えば、これから生まれてくる馬の、お父さん馬です。

種牡馬としての生活が終わっても、功労馬として牧場で、のんびりとした生活が始まります。

さらに、現役時代に偉業を成し遂げた馬は、顕彰馬(けんしょうば)として、後世に名が残るようJRAに認定されます。

殿堂馬とも言われていますね。

すごく簡単に大まかな説明でしたが、デビュー以後の説明は、競馬を始める上での根幹なので、基礎講座で少し頭に入れましょう。

こんな感じで競争馬が生まれていくんだなぁと思ってください。

ちなみに上記のデビュー後の例は、毎年生まれる7000頭の内の数頭しかいません。

その他大多数の馬は、それぞれの道へと歩んでいきます。

馬齢を人間の年齢に例える


競走馬も、もちろん動物ですが、人間の1歳と訳が違います。

馬齢を人間の年齢に例える計算方法は、馬齢×2.5=人間の年齢と計算します。

※馬齢が1歳~4歳までは計算方法が少し変わります。

競走馬の年齢の数え方は特殊で、「生まれた日付に関係なく、翌年の1月1日で1歳」になります。

上記でも少し説明した通り、ちょっと数え方が違いますね。

馬齢2歳→レースに出走できる年齢

馬齢3歳→クラシックレースに出走できる年齢

馬齢4歳→古馬と言われる年齢

馬齢12歳→競走馬として引退の年齢

人間の年齢にすると、17歳~40歳くらいまで現役として活躍できる年齢ですね。

人間もスポーツ選手などのピークがそのくらいなのと同じになります。

そこから馬の気性に合わせて、乗馬クラブなどに行くようですね。

競走馬の年齢と競馬予想の関係

上記でご紹介したように、競走馬も年をとっていく訳ですが、競馬界での馬の年齢は競馬予想に関係するのでしょうか。

2歳馬:レースに出走可能な年齢で新馬戦デビューします。

3歳馬:クラシック競走に出走できる年齢です。

4歳以上の馬:古馬と呼ばれる年齢です。

よく競馬で「古馬」と言われますが、これは4歳以上の馬になります。

一般的には有力馬は2歳の秋頃にデビューし、それから3歳のクラシック競走に狙いを定めて出走するレースを決めていくと言われています。

そう考えるとデビューしてほとんどすぐにクラシックレースですから、競走馬において若い時期が如何に重要かがよくわかりますよね。

ただ、競走馬にも個体差があるため、2歳の時点ではまだ体が小さく、レースに出ても怪我をしてしまう可能性があるような場合は体が出来上がるのを待って3歳になってからデビュー戦に出る馬もいます。

その他、デビューする予定だったにもかかわらず故障してしまった場合などもデビュー戦が3歳になってからになる場合もあります。

予想に関しては、競馬の経験の差があると思います。

馬齢が高く、古馬になっている馬は確かに、肉体的に衰えている部分もあるかも知れません。

しかし、若い馬よりも場馴れしているので、経験値が高く落ちついて競馬ができます。

これが、予想に関わってくる要素だと思います。

競走馬の全盛期の年齢は?

競走馬の年齢の関係性については上記で説明した通りですが、競走馬の年齢というのは実際には、どれほど競走馬の能力に影響を与えているのでしょうか?

調べてみたところ、海外の論文で面白い研究結果が発表されていたのです。

2011年にアメリカで発表された研究結果が記された論文によるものですが、6歳以上で、更に今までに45以上のレースに出走した経験のある274頭の牡馬を追跡調査した結果です。

またこれは、馬の年齢とスピードの関係を調査したという内容になっています。

なんと、グラフではここまで明らかに競走馬の年齢による差がはっきり出ているのです。

このグラフによれば、競走馬の競走能力は2歳から上がり続け、急成長とも言える成長を見せます。

しかし、成長のピークである4歳、5歳を超えると緩やかに低下していき、どんどん競走能力は落ちていっているのです。

馬が8歳にもなると競走能力は15%程度も低下しており、競馬予想をするにあたって高齢の馬は馬券外として考えられやすいのも合理的なように思えます。

また、このグラフを見ればまだ競走能力の成長過程である3歳馬が競走能力のピークを迎えている4歳、5歳の古馬に挑むということがどんなに大変なことなのかもわかります。

ちなみに、年間のレースの優勝回数で見てみるとこのようになります。

(2015年の重賞68レース中。勝利した馬の年齢:勝利回数)

◆3歳:5回
◆4歳:21回
◆5歳:20回
◆6歳:14回
◆7歳:8回

このように、勝利回数から見ても競走馬の競走能力のピークは4〜6歳といえます。

しかし、近年では調教技術の発展や医療技術の発展、競走馬の栄養状態などが改善されたことにより、年齢的なピークを過ぎたあとも活躍している馬も数多く存在しています。

タップダンスシチーは7歳で宝塚記念に勝利しましたし、トウカイトリックやアサカディフィートは10歳で重賞勝利して競馬ファンをわかせています。

古馬でも、現代では予想を覆すレースをしているのが解ります。

この為、一概に古馬は歳をとっているから遅いという事にはなりませんね。

毎年の大井記念は古馬が強い傾向にある

古馬について、上記で話ました。

近年の大井競馬の大井記念は古馬に勝率が高いと噂になりました。

そんな大井記念のレースを例に出して、馬齢と競馬予想を考えました。

単勝1番人気馬はそれなりに好成績でしたが、過去10年の優勝馬10頭中、過半数の6頭は単勝人気順が「1番人気」でした。

連対率も70.0%に達しており、もっとも前評判の高い馬はそれなりに信頼できるレースと言って良いでしょう。

ただし、単勝「2番人気」だった馬と単勝「3番人気」だった馬は優勝例がなく、単勝「2番人気」だった馬は3着内率も20.0%にとどまっています。

上位人気馬だけでなく、前評判が低い馬にも注目しておいた方が良さそうです。

また、近年は特に「6歳」の馬が強いデータがあります。

馬齢別成績を見ると、勝率、連対率、3着内率とも「6歳」の馬がトップです。

ちなみに、第57回以降の5回のみを集計対象とすると、5歳以下の馬が[0-0-1-15](3着内率6.3%)、7歳以上の馬が[1-1-2-39](同9.3%)とそれぞれ低調な数字にとどまっています。

その一方で、6歳の馬は[4-4-2-8](同55.6%)と非常に堅実だ。今年も「6歳」の馬が出走してきたらぜひ注目してみたい。

このように、馬齢でもレースの特徴が存在しますね。

参考に次回の大井記念は古馬も視野に入れてみれ下さい。

競馬予想に使える馬齢のまとめ

今回は、競走馬の年齢である「馬齢」とその馬齢が競馬予想に関係あるのかを紹介しました。

結論を簡単にまとめると、馬齢は肉体的な衰えは確かにあるが、絶対遅くなるわけではない!という結論です。

古馬でも強い馬は強いですので、若い馬が速いと断定ができませんでしたね。

それと、生まれた競走馬の歳の数え方を思えておきましょう。

生まれた時を0歳として、年が明けると1歳加算する。

クラシックは3歳馬しか出走できない。

レースに出る年齢の上限はない。

4歳~6歳に競走馬は完成することが多い。

といった部分が今回に要点だと思います。

軸馬の年齢を人間に置き換えてみると、また違った馬の個性が見えてくるかもしれません。

馬柱の馬齢を見て、どんな人が競っているのか想像してみると、また別の競馬の楽しみ方ができそうですね。

ぜひ、参考にして見てください。