競馬予想において前走成績の重要性と欠点をもう一度読み直してみてください!

皆さんは競馬予想をするとき、何を重点において予想しますか?

血統や脚質、騎手等、予想するのに必要なファクターはたくさんあります。

その中でも、前走の成績を信頼して馬券を買う方は多いと思います。

その理由として昔から前走成績で良い成績を残した馬は次も良い成績を残すというセオリーがあり、その実績も十分に残しているからですね。

今回はその前走成績の確認の仕方や、前走成績を用いた予想のコツ、注意点や落とし穴等を細かく紹介いたします。

前走成績について良く知っている方もいると思いますが、もう一度読み直してみても、新たな発見があるかもしれません。

前走成績って何?


前走成績とはそのレースの一つ前に走った時の成績になります。

「前回走った結果が次のレースにどう関係するの?」と思う方もいるかもしれません。

ですが前走成績はとても重要です。

今回はあらゆる方向から前走成績が馬券にどう絡むのか紹介していきます。

ちなみに前走成績は競馬新聞などではどの競馬新聞でも必ず掲載しているもので、大体の競馬新聞が成績欄の一番下に掲載しています。

成績欄を上に上ると、さらに過去の前走成績が掲載しております。

成績欄にはそのレースの種類、距離や着順、そのときの騎手など、予想につながる重要なデータがぎっしりつまっています。

尚、成績欄は細い線と太い線で区切られていますが、太線で区切られた線があった場合にはレースとレースの間が2か月以上期間があった時になります。

前走成績の見かたは?

一番上にあるのが開催日と馬場状態、レースが行われた日程になります。

馬場については良、稍重、重、不良の4つに分けて印で表示しています。

2段目にあるのはレース名と条件、着順です。

条件というのはクラスと読み替えても問題ありません。

どのクラスのレースだったのかということですね。

尚、クラスについては新馬・未勝利、1勝クラス、2勝クラス、3勝クラス、オープン特別、リステッド、GⅢ、GⅡ、GⅠの計9つあります。

3段目は人気、頭数、馬番号になります。

4段目はレースの距離と馬場の種類、走ったタイムになります。

5段目にあるのは負担重量と騎乗した騎手名です。

6段目はペース、レースでの通過順、4コーナーで回った箇所になります。

ペースについてはSとついていればスローペース、Mとついていれば平均ペース、Hとついていればハイペースになります。

7段目はスタートからの3ハロンと最後の3ハロンのタイムと着差になります。

着差は1着からのタイムで表示されております。

8段目は馬の体重とレースの内容になります。

9段目は1着や2着の馬名ですね、大体が2頭表記されています。

前走が1着だった場合は2着馬と3着馬の馬名が表記されております。

前走が2着だった場合は1着馬と3着馬の馬名は表記されます。

前走がそれ以外だった場合は1着馬と2着馬の馬名が表示されています。

1頭で表記されている場合もあります。

その時は前走が1着だった場合には2着馬の馬名、前走がそれ以外だったら1着馬の馬名が表記されております。

前走成績の重要性


レースを予想する際のファクターは沢山あり、最も重要だと言われているのが前走成績です。

その他にもタイム、コース実績、斤量、調教、血統などがあります。

前走成績の重要性は皆さんも知っているのか、前走成績が良い馬ほど人気馬になる傾向があることからもわかりますね。

実際に前走成績の馬が今回も1着になることはよくありますね。

前走成績以外にも重要なものがあります

前走成績について、どれだけ重要かを述べましたが、他にも成績面で重要な要素はあります。

それはコース適正です。

競馬場には、左回りと右回りがあり、競馬場によって1周の距離も違い、しかも900mや1400m等、組まれる番組も違います。

それによって馬には適正とする距離が変わります。

又、ダートコースと芝コースの違いもあります。

地面が違うので馬の走り方も変わり、ここにも適正があります。

例えばダートコースは地面が柔らかいので足をとられ、踏ん張りがききづらい傾向になります。

よって適正とする馬は脚力が強いことが求められます。

芝コースはダートコースより地面がしっかりしている為踏ん張りがききやすいので脚力はそれほど必要ありませんが、瞬発力が求められます。

素早く芝の地面を蹴れないと、勝負時に一気に駆け上がってこれません。

距離による違いは、主にスタミナがものをいうでしょう。

人間にも短距離は得意だけど長距離を走るのが苦手な人や、その逆もいますね。

それはスタミナのあるない、スタミナ配分が得意かどうかにかかってくるというわけです。

馬にもスタミナがあり、短距離に向いているか、長距離に向いているかがあります。

そしてその2つの要素を総合して脚質でも判断ができます。

ダートコースは踏ん張りがきかないため逃げ馬や先行馬が有利で、芝コースも短距離なら逃げ馬や差し馬が有利になります。

ですがそこに長距離という条件を入れると、序盤はスタミナの消耗しないようにしている差し馬や追込み馬が有利になります。

このように、前走成績だけでは決まられない要素もいくつかあります。

しかし、前走成績が良い馬というのはそれだけ優れた馬だということです。

このようなセオリーをぶち壊していくこともあるので、皆さんが気にするのは前走成績だということですね。

前走成績で予想するのは下級条件が狙い目!


前走成績で予想をするのはどのクラスが一番稼げるか気になりますね。

クラスとしては、重賞やオープン特別、3勝クラスという上級条件のレースよりも、未勝利、1勝クラス、2勝クラスといった下級条件のレースの方が前走成績で1着になった馬が次も勝つことは多いです。

よって下級レースで出走した回数が少なく、前走成績が1着だった馬が狙い目だと言えるでしょう。

その理由としては、下級レースは簡単に昇級するからです。

昇級する馬はそれだけ実力があり、下級には若い馬も多く、実力をぐんぐん伸ばしていきます。

そして同じクラスで前走成績が悪いということは、そのクラスで中々勝てず、そのクラスに居座っているということです。

そのことから、下級クラスの前走成績で1着になっている馬は昇級して間もないということになり、十分次のクラスに行ける実力を持っています。

逆に考えると的中率こそ高いですが回収率はそこまで高くないので、大穴狙いの方には面白くないかもしれません。

着順が悪かった場合は敗因を良く調べましょう


前走成績で良い着順だった馬は実力がと判断できますので、次のレースでも引き続き上位に入る事だ出来ると考えるでしょう。

ですが、前走成績が良くなかったとしても次のレースで上位に来ることは十分あります。

その理由としては競走中に進路妨害を受けて致命的な不利を受けたことや、馬場がかみ合っていなかった事、内枠有利で大外を走ってしまった、枠順が良くなかった、苦手なコースや不得意な距離だった等が考えられます。

その不利を調べる手段としてコース適正を確認しておけば、的中率は良くなると思います。

逆に考えると、前走成績は良くても、苦手なコースだったことがコース適正で分かれば予想から外した方が良いかもしれません。

前走成績の落とし穴


前走成績を確認して予想をするのは最も重要だと言われるくらい重要なファクターとなっていますが、落とし穴はもちろんあります。

それは騎手も前走の成績を知っている事です、同じクラスで前走で好成績を残した馬は相手とる騎手にもその勝ち方やどういう馬なのか、4コーナーからの追い上げはどんな感じで来るのか等、ありとあらゆることを研究してきます。

その結果、同じ勝ち方をさせないように対策を打ってくるということです。

仮に前走成績で1位になった馬が逃げ馬で、相手となる馬が同じ逃げ馬だった場合は、何とか相手の勝利パターンにならないように序盤からペースを上げてくるでしょう。

その場合、熾烈な先頭争いとなるので両者とも4コーナーではスタミナを消耗しているのでラストスパートを切ることが出来ず、結果的に共倒れになることも多いです。

そういったときにはスタミナを保っておいた馬が一気にラストスパートをかけて、結果的にオッズの高い着順になることもあります。

もし、万馬券を狙うならそのような状況を見極めることが大事でしょう。

又、前走人気馬と前走成績は同じよう言葉ですが全く違うものです。

同じものと勘違いして賭けないように注意しましょう。

前走人気馬でよくあることは、親が名馬だったから、競馬ファンは過度な期待を寄せていることが良くあります。

そのために、能力に見合わない人気のため、勘違いしてその馬に賭けて負けてしまう可能性があります。

ディープインパクトやキタサンブラックが親だとよくある傾向です。

親が名馬なので子も名馬だろうと考え、人気が集中し、負けても次は勝つかもと考え、前走人気は中々落ちない傾向にあります。

そのため、前走人気馬と前走成績は名前こそよく似ていますが間違えないように注意して競馬情報誌や競馬新聞を読んだほうが良いと思います。

前走成績のまとめ


今回は前走成績についての重要性について紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

前走成績というものはとても大事ですが、前走成績のみを信用するのは違うと思います。

確かに、前走成績が良かったから次も同じ馬に賭けるという買い方はセオリーでしょう。

大事なのは前走成績だけで予想しないで、コース適正などや脚質による有利不利を見極めて予想するということです。

一度走ったコースを次のレースでも走ることはあり得ません。

次のレースは同じ競馬場だったとしても、距離や天候など、必ず何かしら変化します。

その変化が前走成績とどれだけ差が無いかで前走成績にどれだけ重点を置くか考えると的中につながると思います。

競馬には様々な予想の手法とファクターがあり、あらゆる視野から研究されています。

その予想法や情報が使えるものか見極める知識をそろえて、回収率を高めていきましょう。