競馬予想での血統は超重要の要素で、歴史も深く競馬好きなら勉強するべきだ!

皆さんは血統と聞いてどんな事を想像しますか?

身近なペットの犬などで使われる血統とは、毛質や体形の良い同種の犬通しを掛け合わせていき、より良い犬を作っていくのに使われます。

競馬の競走馬にも血統は存在しており競馬予想でも重要視されています。

そんな競馬で重要な血統で脚の速い馬が生まれたり、親の血を引いた最強馬が生まれています。

今回は競馬の血統の魅力を細かく紹介します。

血統とはなんの事だろう?

競馬を初めてやる方からすると「血統」とか言われても、何のことなのか疑問がに思ってしまいますよね。

今回は、その競馬予想で重要な「血統」についてを詳しく紹介します。

競馬予想の中で重要になる血統ですが、簡単に言ってしまえば、脚が早かった馬と凄い力強い競馬でスタミナがあった馬から産まれた子供は同じ血を引いているという考えです。

しかし、そんな簡単にいかないのが競馬の予想です。

競走生活において優秀な成績を収めた馬でも、種牡馬や繁殖牝馬(父馬や母馬)として、優秀な成績を収めるとは限りません。

それが、血統の奥深さなのです。

競馬予想では、その血統を凄く考えて、子供を産ませる担当の方が研究をして血統を考えています。

「競馬はブラッドスポーツ」と言われるぐらい、競馬を始める上で、重要な要素が血統というものです。

血統の奥の深さが異常に難しい


新しい血統を考えて馬を生産する時は、競馬場の馬場の質が変わってくると、それまで活躍していた種牡馬が、全く通用せずに、その新しくなった馬場に対応できる種牡馬が、新たに活躍することになります。

それに加え、欧州・米国・日本など、国ごとで馬場の質も違いますので、欧米で活躍した種牡馬だからというだけで、日本で活躍するとも限りません。

その逆も考えられます。

つまり、「日本の今現在」で活躍する血統を作るのが、生産界に与えられた使命なわけです。

名馬のディープインパクトで解説しよう

ディープインパクトは、2005年に日本競馬史上6頭目の中央競馬クラシック三冠を達成して、2006年には日本調教馬としては初めて芝部門・長距離部門で世界ランキング1位となった伝説の名馬です。

血統を調べる上で、血統表というものがあります。

上の表はディープインパクトの血統表となっています。

競馬をしているうちに、さまざまなサイトや新聞雑誌で血統表を見ると思いますが、どこでもだいたいこんな感じで、作られていると思います。

簡単に説明しますと、1番左に表記されているのが父と母になります。

父はサンデーサイレンス、母はウインドインハーヘアで、その右隣がそれぞれの父と母です。

つまり、サンデーサイレンスの父はHalo(ヘイロー)で、ウインドインハーヘアーの父はAlzao(アルザオ)です。

よって、ディープインパクトのおじいちゃんは、HaloとAlzaoということになりますね。

このおじいちゃんの事を、競馬用語では「父父・母父」と言います。

ひいおじいちゃんは、「父父父・父母父、母父父・母母父」になります。

こういう風に4代・5代前までさかのぼって表記されるのが、血統表というモノです。

血統の系統を理解しょう


上記の内容で、競走馬をより速くするために掛け合わされていくために、用いられるモノと書きました。

さらに、時代や場所によって「活躍する血統」は違うとも書きました。

しかし「時代や場所によって活躍する血統は違う」といっても、「基礎」となる血統があります。

現代競馬において、その基礎(土台)となる血統(馬)1頭の馬の血統をさかのぼると、だいたい行き当たる血統です。

これは、時代も場所も関係ありません。

その基礎となる馬から枝分かれしていき、現代の競走馬が生まれているので、その基礎となった血統(馬)を祖先に持つ馬を、「~系統」(~系と略される)と呼びます。

その競走馬が何系かというのは、父方の系統が使われます。つまり、前回のディープインパクトなら、父サンデーサイレンスの系統から、ディープインパクトはターントゥ系に属されます。

さらに、子系統としてサンデーサイレンス系に属します。

このターントゥ-ヘイルトゥリーズン-ヘイロー-サンデーサイレンスといった、系統の流れを、「サイアーライン」と言います。

「サイアーライン」という言葉は今の段階では覚えなくてもいいですが、もう少し詳しく血統を調べたい場合は、このサイアーラインを穴が開くほど見ることになると思うので、頭の片隅にはおいておきましょう。

では、その基礎となる血統にはどのようなものがあるのか。
いくつか紹介しましょう。

ノーザンダンサー系


1961年に生まれた米国2冠馬です。

とくに欧州での活躍が目立ちますが、日本でもノーザンダンサー産駒のノーザンテーストが種牡馬として輸入されて、大きな成功を収めました。

他にも多くの成功種牡馬を輩出しています。

現代競馬を作った立役者とも言えるくらい有名な系統になります。

ナスルーラ系


1940年に生まれた英国馬です。

現役時代は期待されながらも目立った成績を上げることができなかったが、種牡馬になってからは、多くの活躍馬及び、種牡馬を輩出しています。

米国史上最強馬と言われる、セクレタリアトもこの系統です。

ネイティブダンサー系


1950年に生まれた米国馬です。

競走生活は22戦21勝と輝かしい戦績をあげました。

種牡馬として大活躍した競走馬を残すことはなかったが、その引退した子供たちが種牡馬となり活躍するケースが多いです。

そうして生まれたのがミスタープロスペクターです。

ミスタープロスペクターはネイティブダンサーの孫にあたり、世界中に散らばって大活躍しています。

ターントゥ系


1951年に生まれた米国馬です。

目立った競走生活も上げれなかったうえに、こちらもネイティブダンサー同様、活躍する産駒は残せなかったが、その産駒が種牡馬になり活躍馬を出すケースが多いです。

そうして生まれたのがサンデーサイレンスであり、今の日本競馬界を牛耳る血統となっています。

サンデーサイレンスはターントゥの曾孫となります。

サンデーサイレンスの父ヘイロー系や、ロベルト系等、今の日本では特にこの系統の活躍馬が多いです。

現代の競馬で大きく分けると上の4つが主流血統です。

「現代」とか「今の」と使っているのは、この系統が主流になる以前には、当然違う系統が主流だったわけです。

代表的なものが、マンノウォー系やパーソロン系、ハイペリオン系などです。

この系統は今も残ってはいるものの、その勢力はかなり衰えています。

子系統について説明

上の4系統の馬は、今の競走馬の血統の大元の馬ということになります。

しかし今現在世界で活躍しているのは、この大元の馬の子や孫にあたる種牡馬の、子供たちですね。

その子や孫種牡馬も大元の馬同様、種牡馬として大活躍しています。

大元の種牡馬を「親系統」と言うのに対し、活躍中の子や孫種牡馬の事を「子系統」と言います。

では、上の4系統の子系統を列挙します(サイアーライン)。

この系統の近年の有名な馬の例(日本にゆかりのある馬)も書いておきます。

系統と横に書いたのが、その系統の有名馬達になります。

それでは見ていきましょう。

ノーザンダンサー系

・ニジンスキー系・・・ラムタラ
・ヴァイスリージェント系・・・クロフネ
・リファール系・・・ダンシングブレーヴ
・ノーザンテースト系・・・アンバーシャダイ
・ダンチヒ系・・・シーザスターズ
・ヌレイエフ系・・・コスモバルク
・ストームバード系・・・シーキングザダイヤ
・サドラーズウェルズ系・・・テイエムオペラオー

ナスルーラ系

・グレイソヴリン系・・・トニービン
・ボールドルーラ系・・・カジノドライヴ
・レッドゴッド系・・・サクラローレル
・プリンスリーギフト系・・・サクラバクシンオー

ネイチィウヴダンサー系

・レイズアネイティヴ系・・・ミスタープロスペクター

ターントゥ系

・ヘイルトゥリーズン系・・・サンデーサイレンス
・サーゲイロード系・・・ヤマンンゼファー

こうしてみると、ノーザンダンサーがいかに勢力を拡げたのかか分かりますね。

日本近代競馬の血統史

「血統」は突き詰めていくと本当に面白くなってくるので、個人的にも色々勉強していくことをお勧めします。

まず、上記で説明した「現在の競馬は4系統でほとんど決まり」の証拠として、過去のレースで2013年3月24日に行われた競馬の1着から3着馬の父馬を表にしました。

青色・・・ノーザンダンサー系
緑色・・・ターントゥ系
赤色・・・ネイティヴダンサー系
茶色・・・ナスルーラ系

上の一覧では基本色を上記のように分けていますが、さらにそこからそれぞれの子系統ごとに色分けています。

表を見ていただければわかるように、ほとんどが緑色です。

いかに、ターントゥ系が日本にマッチしたかお分かりになると思います。

その最大の功労者がサンデーサイレンスです。

血統での競馬予想まとめ

血統の詳細についてまとめましたが、いかがでしたでしょうか?

できるだけ簡単に解説しましたが、初心者のみなさんが一気に血統のことを覚えるには少し難しい部分もあるかもしれません。

ただし、競馬において血統は昔から重要視されてきた要素で、優秀な血統を持つ馬が好成績を残していることも事実です。

血統が優れていなくとも、競馬で優秀な結果を残す馬もいますが、血統から馬を絞り、予想をすることで勝てる競馬に近づく可能性もあります。

初心者は競馬と血統の歴史に興味を持ってみるのもおもしろいかもしれません。

そこから別の楽しみ方を見つけられるかもしれませんね。

案外、勉強したあとに新聞をみると、自分が勉強した血統はのっていますので、楽しくなって来ると思います。

一度覚えてしまえば難しい内容ではないので、この機会に是非「血統」について学び、予想の役に立つようにしてください。

「血統」を学ぶ事によっても、予想の幅も広がり、様々な角度から予想を考える事ができるので競馬予想が楽しくなってくると思います。