競馬場の特性を理解する事が予想するコツに繋がる!阪神競馬場を徹底解析!

阪神競馬場は兵庫県宝塚市にあり、中央競馬の主要4場の1つとされています。

競馬ファンからは、競馬場の最寄駅の名前から、仁川(にがわ)と呼ばれることもあります。

特徴(フルゲート頭数など)、開催される重賞レース、傾向について解説したいと思います。

今回は、そんな阪神競馬場の予想するのに必要なコツです。

阪神競馬場はどんな競馬場なの?

2006年に外回りコースが新設され、日本屈指のスケールを誇る競馬場となりました。

芝コース・ダートコースともに第1/第2コーナーにスパイラルカーブが採用されました。

また、ダートコースの第3コーナーも緩やかなカーブに改良されました。

これにより、改修前のコースで問題とされていた点も解消され、「真の実力」が問われるコースに一新されました。

特に枠順による有利不利が指摘されていた芝1600mは、大幅に改善されました。

バックストレッチの半ばに発走地点が移されたことで、不満の声は聞かれなくなりましたね。

所在地は兵庫県宝塚市駒の町1-1にあります。

大阪から阪急神戸線で約30分、同じく神戸三宮から約25分になります。

ともに西宮北口駅で乗り換えて宝塚方面へ行き、阪急今津線仁川駅から専用地下道の専用通路(サンライトウォーク)で徒歩約5分で到着します。

阪神競馬場には開幕週の傾向がある

開幕週は逃げ先行馬が有利というのは競馬においては良く知られたセオリーですが、実際にはそうではない競馬場も数ある中、阪神競馬場はこのセオリーがちゃんと当てはまる競馬場です。

初日から最終日までの統計データを見ると、逃げ馬の成績が初日にもっとも高くなっています。

複勝率は40%以上で、1番人気の逃げ馬なら勝率100%という脅威の成績です。

過去のデータでは勝率100%の成績という意味で、将来もずっと100%だという意味では無いからね!

開幕週では内枠か外枠かで大雑把に分ければ、どちらかと言うと内枠が有利な傾向にあります。

やはりコーナーがきつい分、芝の状態が綺麗なタイミングでは距離ロスの少ない方が単純にお得なんでしょうね。

これが最終週になると逆転とまでは言えませんが、内枠も外枠もあまりデータ上では目立った違いが無くなります。

ですから、馬券的には開幕週は素直に逃げ先行馬を狙って行き、開催序盤には内枠の馬をやや重視しつつ、外枠の馬が馬券に絡み出すタイミングを敏感に察知するのが重要になるでしょうか。

また、阪神競馬場のダートコースでは、1400mと2000mではスタート地点が芝の部分になります。

よくスピードの出やすい芝の部分を長く走れるので外枠が有利だと言う人がいますが、実際にはほぼ無視して大丈夫です。

ただし、阪神ダート1400mでも2000mでも外枠が有利なのは事実です。

しかし、芝を走らない1200mや1800mでも外枠は強いですから、芝の部分がどうのこうのというのは関係ありません。

コーナーのきつい阪神競馬場では、一見すると馬群の外側を通る馬が距離ロスが大きくて不利に見えますが、コーナーでスピードを落とさずに走れるというストライドロスが発生しない利点もあるわけです。

阪神競馬場の抑えたいポイント3点

阪神競馬場の予想で使えるコツをご紹介します。

この3点のコツを掴むことで、阪神競馬場で開催する重賞には効果的なので、是非頭に入れていきましょう。

ゴール前に急坂①

内回りでは残り800m、外回りでは残り600mから、直線の半ばにかけて緩やかに下り、直後に急な上り坂が待ち受けています。

高低差は1.8mですが、勾配は1.5%で中山(1.6%)に匹敵する難所です。

急激に脚色を鈍らせる馬も少なくありません。

この坂を全力で上がれる馬こそ真の実力でしょう。

長いバックストレッチ②

広々とした3~4コーナーの先に伸びる外回りコースの直線は、内回りに比べて100m以上も長いのです。

しかも、その先に待ち受ける急坂を意識したジョッキー心理がスローペースを生みます。

特に芝1800mではスローペースになりやすいのです。

スパイラルカーブ③

コーナーのカーブがきつく、ゴチャつく危険性が指摘されていた1~2コーナーでは、芝とダートともにスパイラルカーブが導入され、3コーナーも緩やかに改善されました。

改修前のトリッキーな形状に比べて、フェアで紛れが少ないコースとなっています。

コース別に特性を掴む(芝)

ここでは阪神競馬場コース別のレース傾向と特徴、初心者の方でも使える馬券攻略法をご紹介します。

距離に対して、細かく紹介します。

芝1600mについて

ディープインパクト産駒などサンデーサイレンス系の代表的な産駒が実力通りに走っていて、上がり3ハロンで速いタイムをマークした経験を持つ馬が優位に立っています。

枠順はやや内寄りの枠が有利、という程度で大きな有利不利はありません。

芝1800mについて

傾向は1600mとほぼ同じですが、200m距離が長い分、ペースが落ち着きやすくなるため、1600mよりも上がり3ハロンの重要性が増しています。

芝2400mについて

長距離戦ですからスタミナの有無が問われると思われがちですが、1600mや1800mの適性が高い瞬発力重視の馬でも乗り切れてしまうのが2400mの特徴です。

ただし、ハイペースで持久力勝負になってしまうと長距離適性の有無が勝敗を分けますので、変な先入観を持たずレース展開の考察をしっかりしておきましょう。

芝1200m(内回り)

外回りコースよりも120mほど直線が短くなっているコースです。

「直線が短い=先行馬に有利」というセオリー通り、外回りコースよりも逃げ馬や先行馬の台頭が目立つものの、ゴール前の急な坂を乗り切れない非力な馬は大きく着順を落としてしまいます。

最初のコーナーに入るまでの距離が短いため、先行争いが落ち着きやすくなっています。

逃げ馬や先行馬はもちろん、コースロスの少ない内枠を引いた馬が上位争いに加わる可能性が高いコースです。

芝1400m(内回り)

1200mよりも最初のコーナーに入るまでの距離が長くなっていますから、先行馬の出方次第では差し・追い込み馬の台頭も考えられる難コースです。

芝2000m(内回り)

スタートしてすぐに急な坂に差しかかる事から、ペースが上がりにくく、スローペースでの勝負が展開され、逃げ馬や先行馬、内枠の馬が台頭する傾向が強くなっています。

芝2200m(内回り)

スタート地点から1コーナーに入るまでの距離が500m以上あり、2000mと同様、スタート

直後に急な坂を上りますから、スローペースになる可能性がとても高くなっています。

中団よりも前めのポジションを奪った馬の台頭が目立っています。

芝3000m(内回り)

阪神大賞典でしか使用されないコースです。

スタミナ豊富な芦毛の怪物のゴールドシップが、阪神大賞典を2013年から2015年まで3連覇しているように、スタミナの重要性が高くなっています。

コーナーを6回も回りますから、コースロスの少ない内枠に入った馬が有利です。

コース別に特性を掴む(ダート)


2008年から2013年までの6年間、秋のダート王決定戦・ジャパンカップダートが開催されていた阪神競馬場のダートコースです。

距離の体系は他の競馬場と大差ありませんが、ゴール前に急な坂が待ち構えている分、タフさが求められるコースになっています。

ダート1200mについて

最初のコーナーに入るまでの距離が344mと短めで、短距離戦の割にはペースが上がりにくい事が1200mの大きな特徴です。

強い先行馬が出走してきた場合は、多少無理なペースになっても、最後の最後まで粘り切るケースが見られます。

ダート1400mについて

芝コースからのスタートです。

最初のコーナーに入るまでの距離が1200mよりも長く、芝の部分でトップスピードに入る馬が多い事もあって、ハイペースでのレースが多くなります。

ハイペースだからといって先行馬を軽視するのは危険ですが、鋭い差し脚が使える馬を中心視した方が無難かもしれません。

ダート1800mについて

1コーナーに入るまでの距離が短く、ペースが上がりにくいのが大きな特徴です。

よほどのハイペースにならなければ、先行馬総崩れという展開にはなりませんが、ゴール前の急な坂を乗り切れない先行馬はペースに関係なく苦戦する傾向にあります。

ダート2000mについて

2006年のコース改修後に誕生した新設コースです。

芝スタートですが、芝を走る部分が少ないので大きな影響はありません。

1800mだとペースが速すぎて追走に手間取る馬が2000mに参戦して一変するケースがたくさんありますので、1800mで結果が出せていない馬の巻き返しに注意してください。

阪神競馬場の予想で必要なコツまとめ

今回は、阪神競馬場の予想で必要なコツまとめました。

結果的に、阪神競馬場での馬券予想を難しくしているのがゴール前に存在している高低差1.8の急な坂ですよね。

急な坂を克服できるのはどの馬なのか、という事を知るために有効なのが阪神競馬場と同様の急な坂がある中山競馬場と中京競馬場での実績です。

中山競馬場や中京競馬場の急な坂を克服して結果を出している馬であれば、阪神競馬場で走った経験が無くても急な坂を克服する可能性は極めて高くなります。

阪神競馬場の特徴を理解する事で、的中確率もあがると思いますので是非参考にしてみましょう。