今回は馬券の買い方についてご紹介いたします。
競馬によく行っている人ならご存じでしょうが、競馬をしたことのない方に関しては馬券の買い方がわからず、困ってしまうと思いますので事前知識として馬券の買い方について詳しくご紹介いたします。
目次
馬券の種類は?
馬券の種類は、単勝、複勝、応援馬券、枠連、馬連、馬単、ワイド、3連複、3連単、WIN5(インターネット投票限定)の10種類あります。
まずは馬券の種類についてご紹介いたします。
・単勝
1着になる馬を当てる馬券です。
最もシンプルな馬券で、どの馬が勝つのかを当てる馬券です。
・複勝
3着までに入る馬を当てる馬券です。
尚、出走する馬が7頭以下の場合は、2着までが的中となります。
・応援馬券
1頭の馬の「単勝」と「複勝」を同時に購入できる馬券です。
好きな「馬」を応援するという意味を込めて、馬番号および馬名の上部に【がんばれ!】という文字が印字されるユニークな馬券ですね。
尚、オッズ・払戻金は、単勝・複勝と同じです。
同時に同じ金額の単勝と複勝を購入することになりますので、購入金額はマークカードに記入された金額の倍の金額となります。
・枠連
1着と2着になる馬の枠番号の組合せを当てる馬券です。
組合せとして当たっていれば的中となりますので1着2着はどちらでも問題ありません。
・馬連
1着と2着になる馬の馬番号の組合せを当てる馬券です。
組合せとして当たっていれば的中となりますので1着2着はどちらでも問題ありません。
枠連と違い実際に馬を選択するので、枠連より当たりにくくなっている分、配当は高くなっています。
・ワイド
3着までに入る2頭の組合せを馬番号で当てる馬券です。
組合せとして当たっていれば的中となりますので1着・2着・3着はどれでも問題ありません。
尚、3着が同着の場合は不的中となりますので注意してください。
・3連複
1着、2着、3着となる馬の組合せを馬番号で当てる馬券です。
組合せとして当たっていれば的中となりますので1着・2着・3着はどれでも問題ありません。
・3連単
1着、2着、3着となる馬の馬番号を着順通りに当てる馬券です。
着順通りに当てないと的中にならないため、難易度は高いですが、配当は比較的高くなります。
俗にいう万馬券はここから出ることが多いですね。
・WIN5
JRAが指定する5レース全ての1着になる馬を当てる馬券です。
WIN5のみマークカードで買うことができません。
以上が馬券の種類となります。
初心者の方は、まずは当てやすい馬単等から購入してみると良いと思います。
次に馬券の買い方の種類についてご説明いたします。
買い方にもいくつか種類があります!
先ほどは馬券の種類ついてご説明しましたが次は買い方の種類についてご説明いたします。
・流し
買い目の中心とする馬を決めて、その馬を軸にして馬券を購入する方法のこと。
購入点数が少なくなりますので、自信のある馬がいれば的中率を上げることができます。
例
①-②
①-③
①-④
・マルチ
馬単流しや3連単流しにおいて、軸と相手の着順を入れ替えた組合せも同時に購入する投票方法です。
自分の軸馬を決めてその逆順を買っておく買い方ですね。
例
①-② ②-①
①-③ ③-①
①-④ ④-①
・ボックス
複数の馬番を選択して、その馬番号を馬券の種類に合わせて全通り購入する方法です。
購入点数は多くなりますが的中率はグッと高くなります。
例(馬連ボックスの場合)
①-②
①-③
②-③
・フォーメーション
1着馬、2着馬、3着馬(連複の場合は1頭(枠)目、2頭(枠)目、3頭目)を、それぞれ1頭(枠)以上選択して、購入可能な組合せを指定して購入する方法です。
3連単などの組合せが多くなる馬券を購入する場合、流しやボックスよりも組合せ数を絞ることができるメリットがあります。
ボックスよりも購入点数が少なく済みますのでハイリターンが望めます。
例
①-②-③
④-⑤-⑥
⑦-⑧-⑨
上記の買い方と馬券の種類の組み合わせで、買い方は何通りもあります。
その時々のオッズで決めたり、自信によって買い方も変わってくると思います。
初心者の方はいろいろ探ってみて自分に合った買い方をするのが良いのではないでしょうか。
馬券を買う方法は?
馬券を買う方法は、近所の券売所や競馬場で直接買う方法や自宅で買う方法の、大きく分けて2種類あります。
自宅で購入できるのは事前手続きが多少面倒ですが、外へ行く必要がないので手軽ですね。
ですが、やっぱり現地へ赴いて臨場感を味わいながら予想をするのが競馬を楽しめると思います。
私の感想ですが、どうしても外したくないレースがあるのに競馬場へ買いに行けないときに備えて、両方の手段をとれるようにした方が良いと思います。
競馬場で買う方法は?
競馬場で買う方法はマークカードに記入して場内にある窓口で購入するか、自動発売機で購入します。
購入は現金のみでのお支払いになります。
競馬初心者の方は、そもそもマークシートがどこにあるかもわからないと思います。
ですが、どこの競馬場でも大抵窓口のすぐ近くに自動発売機があるので見つけやすいと思います。
競馬場以外でも馬券は買えます!
中央競馬場以外でも全国の各所にウインズやエクセルという施設があります。
ウインズとエクセルは馬券の発売と払い戻しに特化した施設で、大型モニターや座席も完備されているので競馬場に近い雰囲気を楽しめる場所になっています。
購入方法は、競馬場と同じく窓口や自動発売機での現金購入になります。
ウインズについてはサービスが充実していますので、初心者の方でも親切に教えてくれます。
自宅で買う方法は?
インターネットを経由した馬券購入方法で「即PAT」と「JRAダイレクト」という購入方法とプッシュホン電話で購入できる「A-PAT」という方法があります。
ここではその3つの方法についてご説明していきます。
尚、私がオススメするのはパソコンやスマホを持っていれば初心者の方でも登録が簡単な即PATですね。
即PATって何?
即PATはJRAが指定する口座さえ持っていれば、即日に登録が可能です。
登録が完了してしまえば、その日からだってパソコン・携帯・スマホで馬券が買えるので一番普及している方法ですね。
又、口座への入出金がいつでも可能ですのでありがたいですね。
現金で購入するのではなく、JRAの指定口座に入金しておいたお金で買う方法ですので、あらかじめお金を入れておく必要があることが注意点ですね。
JRAダイレクトって何?
こちらもインターネットを経由して馬券を買えますが、携帯やスマホからの利用はできず、パソコンのみ利用可能です。
このサービスはJRAが指定する自分名義のクレジットカード(JCB・三井住友・UC・MUFG・DC・NICOS・楽天カード)を使って馬券を購入する方法です。
A-PATって何?
プッシュホン電話で馬券購入ができるシステムです。
公衆電話からも買えるのでお手軽ですね。
こちらも加入にはJRAの指定口座が必要になりますのでご注意ください。
馬券の払戻し方法は?
自分が予想して的中した場合、購入した馬券そのものに価値が出ます。
ですがその馬券では何も買えませんね。
そのために払い戻しをする必要があります。
電光掲示板に的中した時の券種によって払戻金が表示してあるのですが、100円で購入した場合の表示なので、的中した馬券がいくらになるのか自分で計算する必要があります。
その計算が面倒な場合は自動払い戻し機か窓口で馬券を提出しちゃいましょう。
競馬場やウインズで馬券を買った場合は、的中馬券を持って自動払い戻し機か窓口に行って馬券を提出しますと払い戻しができます。
自動払い戻し機でも窓口でもやることは変わらず、的中した馬券のQRコードを読み取ることで自動的に払戻額がわかるようになっています。
ちなみに、払戻金が100万円を越える場合は大口窓口のみでの換金となり、払戻時にはJRAの帯がついてきます。
競馬を遊ぶ人は、誰もが大口窓口に並び、帯のついた払戻金を夢見るものだと思います。
尚、ネット投票で馬券を購入している方は、的中すればそのまま配当金がお持ちの口座に振り込まれます。
的中させるにはどうすればいいの?
ただ馬番を適当に選んで馬券を購入しても、まず的中しないのは誰でもわかりますね。
ではどうやって馬を選べばいいか、いくつか方法をご紹介していきます。
情報誌を確認する
競馬場には必ず競馬新聞というものがあります。
これにはその日のレース、出場する馬と枠順、人気等が詳細に記載されております。
その人気順で選ぶと比較的的中させやすくなると思います。
オッズを確認する
馬券締め切り時間までは、そのレースのオッズを確認することが出来ます。
競馬場なら各所にある電光掲示板で確認ができますし、インターネットでもリアルタイムにオッズが確認できます。
オッズが低い組み合わせは、それだけ期待されているので的中する可能性は高くなると思います。
競馬予想サイトを利用する
インターネットには、競馬予想を情報商材として売る競馬予想サイトというものがあります。
競馬予想サイトは、色々な手段で勝つ傾向を調べているので、競馬予想サイトを利用してみるのも的中させるのに一役買ってくれると思います。
しかし、中には悪質な競馬予想サイトもありますので、利用する場合は口コミや検証記事などをよく調べて騙されないように注意が必要だと思います。
まとめ
競馬初心者の方の為に、今回は馬券の買い方やその後の払戻しについてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
競馬は買い方ひとつ取ってもとても奥深く、馬券の種類と買い方を合わせると何通りもあることが分かったと思います。
まずは馬単や枠連など、簡単に予想を立てやすいものから初めて、段々と複雑な買い方をするのが競馬を覚える楽しみもできて良いと思います。