億円超えもある競走馬の値段に注目!セリ市場からキタサンブラックの値段まで

競馬場で優雅で力強く走るサラブレッドの競走馬。

馬主となり、競走馬を手に入れようすれば、どのくらいの値段になるご存知でしょうか?

セリ市場で値段が決まると言われている競走馬ですが、その値段は時に数億円にもなることもあるそうです。

こちらでは、気になる競走馬の値段に注目してみたいと思います。

セリ市場やセレクトセールをご紹介しながら、あのキタサンブラックにもふれていきますので、どうぞご覧ください。

利益は出せる?競走馬の値段と獲得賞金

サラブレッドとなる競走馬のお値段は、1頭1頭違っていますが高額になることは間違いありませんね。

こちらでは、競走馬の値段と同時にかかる費用を見ながら、年間にどのくらいの獲得賞金が手に入るのかをご紹介していきます。

はたして、購入した競走馬は利益を生み出すことができるのでしょうか?

競走馬の値段

競走馬の値段は、その年によって違いはありますが、平均価格は1043万円ぐらい、中間価格は450万円ほどです。(平成29年度サラブレッド1歳市場成績)

中間価格とは競走馬全体の平均価格ではなく、全取引価格の中央部分にくる馬の値段をさしています。

しかし、最高価格は平均価格を大幅に飛び越えた2億9,160万円にまでのぼりつめています。

最高額はとても高くて手に届きませんが、中間価格が450万円ということをみると馬主になって手に入れることができるかも知れませんね。

競走馬の預託料

競走馬は購入する金額の他に、預託料がかかってきます。

その金額は、1ヶ月につき60万円から70万円ほどかかります。

競走馬1頭につき60万円から70万円ですので、年間にして700万円以上の支出です。

サラリーマンの年収並の維持費が継続的にかかることも覚えておきましょう。

年間の獲得賞金は?

気になるのが、年間の獲得賞金ですが、勝てる競走馬ならば収益も見込めると思っている方も多いのではないでしょうか?

平成29年の競走馬1頭の平均となる年間収入は約723万円。

収入には賞金の他にも、出走奨励金、特別出走手当も含まれています。

預託料は年間で700万円以上と考えられますので、照らし合わせると競走馬によって大きな収入が得られるとは限らないようです。

ただし、723万円というのは平均年収であって全ての競走馬の収入ではないので、競走成績によっては大きな収入となる場合も出てきます。

利益がでるようになるには、1着2着を繰り返したり、新馬戦・未勝利戦などに勝ち抜きオープンクラスの競走馬になれば収益が多くなる可能性がアップしていきます。

競走馬の値段を決めるセリ市場とは?

競走馬の値段で一番需要なのは血統ですが、馬の体格や気性、競走能力、馴致など、多くの要素をふまえながらセリ市場で値段が決まっていきます。

こちらでは、セリ市場のやり方やどのようなセリ市場があるのかをみていきたいと思います。

セリ市場とは?

サラブレッドとなる競走馬のセリ市は、オークション形式でおこなわれます。

人気のある競走馬は値段が上昇する可能性を秘めていますが、その反対に買い手がつかない場合もあるようです。

セリ市場のデメリットとして、買い手がつかない、落札価格に高値がついて購入できないというデメリットはありますが、一般の人にも価格が公開されているので利用する馬主は多いとされています。

当歳(0歳)市場

サラブレッドとなる競走馬は、2歳デビューとなります。

それまでに育成しなければいけないリスクを伴います。

しかし、いち早くサラブレッドの子馬を手に入れたいと思う方は当歳(0歳)市場で購入することになります。

品質の良い馬を手に入れたいと思う方の市場です。

当歳(0歳)市場は子馬が産まれた年の夏に開かれています。

1歳市場

最も上場頭数が多い1歳市場です。

馬の品質も幅広く高い資質を持った馬から、お値段の手頃な馬までを購入することができます。

たくさんの馬を見て購入したいのなら、1歳市場ということになるでしょう。

1歳市場は夏から秋に開催されています。

2歳市場

1歳市場よりも年上の2歳馬の市場は、春に開催されています。

1歳市場の競走馬よりも成長している馬を購入することができます。

競走馬は調教によってある程度成長しているので、馬の動きを見た上でセリに望めます。

セリの前におこなわれる公開調教でお気に入りの馬の動きをチェックしておくとよいでしょう。

セレクトセールに注目が集まる!

セレクトセールとは、日本競走馬協会が主催している世界でも有数なセリ市場のことです。

過去には、日本競馬史上最強馬のディープインパクト号などをはじめとして、多くのG1優勝馬が取引されています。

第1回のセレクトセールが開かれたのは、1998年の7月です。

50億円もの取引額を記録して、いまでも毎年7月頃に開催されています。

セレクトされた良質なサラブレッドが上場していることで知れるようになり、いまでは世界中の有力バイヤ-達から注目されるようになりました。

セレクトセール出身で活躍した競走馬

数々の優秀な競走馬を生み出してきたセレクトセール。

創設されて5年ほどで、菊花賞・有馬記念・天皇賞(春)を制したマッタンカフェ号が活躍しています。

2004年にはジャパンカップ・有馬記念・天皇賞(秋)を制覇したゼンノブロイ号。

そしてあの競馬史上に残るディープインパクト号が登場しました。

2007年からは、菊花賞を制覇したアサクサキングス号、ジャパンカップ、天皇賞(春)を制覇したアドマイヤムーン号。

ヴィクトリアマイルを制覇したエイジアンウィンズ号、菊花賞を制したオウケンブルースリ号と数多くのセレクトセール出身の名馬が活躍し続けています。

競走馬の高額値段!セリ価格のランキングトップ5

高額馬が飛び出すセレクトセールですが、これまでには信じられないような値段の競走馬が取引されています。

その中でも、特に落札価格が高かったランキングをみていきましょう。

1位 ディナシー(牝馬) 6億3000万円

2006年度のセレクトセールでら落札したディナシーは6億3000万円もの高値がつきました。

父馬は、キングカメハメハ、母馬はトゥザヴィクトリー。

競走能力&繁殖の魅力に高額の落札となったようです。

しかし、牧場の落雷でのアクシデントにより競走馬としてデビューせずに繁殖馬としての役割をになうことになりました。

2位 イルーシヴウェーヴの(牡馬) 5億8000万円 

2017年度に史上2番目となる高値がついたのは、セレクトセールで5億8000万円で落札されたイルーシヴウェーヴです。

父馬はディープインパクト、母馬がイルーシヴウェーヴをもつ牡馬です。

サトノの冠名をもつ里見氏と、アドマイヤの冠名をもつ近藤氏の競り合いで5億8000万円もの高値となりました。

競り落としたのは近藤氏となります。

3位 サザンデーフサイチ(牡馬) 5億1450万円 

2004年度のセレクトセールでに5億1450万円もの高値で落札されたサザンデーフサイチは、父馬がダンスインザダーク、母馬がエアグルーヴの牡馬です。

歴史的となる名牝馬の母・G1馬となる姉という血統で5億円を超える高値がつきました。

賞金としては7,000万円以上稼がれていますが、2015年に引退し種牡馬となっています。

4位 ラストグルーヴ(牝馬)3億7800万円

2011年のセレクトセールで3億7800円という高額な値段で落札されたラストグルーヴです。

3歳新馬戦に勝利しましたが、体質が弱く2014年に繁殖牝馬として過ごしています。

母馬はエアグルーヴ、父馬はディープインパクトという血統を持ち、山本英俊氏によって落札されました。

5位 ダブルアンコール(牝馬) 3億7000万円 

母馬にドナブリーニ、父馬にディープインパクトをもつダブルアンコールは2017年度のセレクトセールにて3億7000万円いう高額な値段で落札された牝馬。

馬産地の評判の良さと、良質な馬の仕上がりと育成担当も「後ろ肢の踏み込みがものすごい…」と大絶賛されました。

まだ成績は残していませんが、大仕事をしてくれるのではと、期待されている競走馬です。

あの競走馬!キタサンブラックの値段

馬主があの北島三郎として有名なキタサンブラック。

2017年で引退し社台スタリオンステーションで種牡馬となりますが、中山競馬場で有馬記念・G1と勇姿を飾り、G1史上においてタイ記録となる7勝と大活躍した競走馬です。

そんなキタサンブラックの値段はいくらだったのでしょうか?

実は、キタサンブラックは、セリ史上ではなく庭先取引で購入したサラブレッドだったそうです。

キタサンブラックが誕生した生産牧場は北海道のヤナガワ牧場。

馬主となる北島三郎さんとの50年以上の付き合い信頼ある関係の中で、取引がおこなわれたようでした。

キタサンブラックを購入された理由は、顔が二枚目・僕とよく似ている・男前で惚れたと、北島三郎さんの一目惚れだったそうです。

セリ市場ではなかったので、残念ながらその値段は公表されていませんが、1500万円~2500万円あたりではないかと言われています。

しかし、キタサンブラックが稼いだ金額はなんと13億円にものぼります。

それを考えると、キタサンブラックは格安の馬だったといえるのは間違いないでしょう!

まとめ

サラブレッドとなる競走馬の値段についてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?

セリ市場やセレクトセールで驚くような値段の競走馬が落札されています。

血統の優れた良質な馬に高額な値段がつけられますが、必ずしも活躍しているわけではなく、種牡馬や繁殖馬として過ごしているサラブレッドもいるようですね。

血統も大切ですが、その血筋から新たな馬を発見していくのもひとつの楽しみになるのではないでしょうか?

予想した競走馬の値段や母馬・父馬をぜひチェックしてみてくださいね。